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益久さんのナチュラルスポンジふきん
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洗剤なしで、汚れを落とせるナチュラルスポンジふきん?
今までは、「洗剤を使って洗うのが当たり前!」と思っていたけど、実はなくても十分洗えるかもしれません♪
食器用スポンジの雑菌は、トイレの便座の実に20万倍?
一般的なスポンジは、通気性がわるく湿った状態になりやすい上に、食べカス(有機物)の付着も取り切ることは難しいため、雑菌が繁殖しやすく不衛生になりがち…
食器用の洗剤では殺菌できないため、スポンジは雑菌の住処になっていることも少なくないと言われています(※1)
そんな目に見えない心配ごとを手軽に解決するのが、この布製のスポンジふきん!
布製なので、まるごと煮沸できるため、手軽に殺菌ができ、いつでも清潔に保つことができます。
丸洗いで、さよなら雑菌
まる洗いの方法は簡単。いつも台拭きなどを煮沸している方は同じ要領で洗ってみてくださいね。
台拭きなどの煮沸をされる方も少なくないと思うので、一緒にぽんっと入れれば楽ちんです♪
洗濯機で洗うことも可能ですので、ある程度、手洗いしたらそのままポンっと洗濯機に入れて洗っても問題ありません。他の洗濯物と一緒に洗うと、ふきんの汚れは他の洗濯物についてしまうこともありますので、分けて洗ったりしてくださいね。
どれくらい油汚れも落ちるの?
スポンジとして使うには、気になるのは洗浄力。
そこで油汚れの実験でよく使われる「カレーのルゥ」を使って、本当に汚れが落ちるのか試してみました!
動画で確認するとこんな感じ。
最初のうちは、泡立ちがないスポンジというのは、少し違和感があるかもしれませんが・・肌にも環境にも優しいのは嬉しいところ。
洗剤を使わないので、手も荒れにくく、使っているうちにしっとりしてくるそう。
でもどうしてナチュラルスポンジふきんで、洗浄力があるのでしょうか・・?
油汚れを落とす一般的な仕組み
頑固な油汚れ、お皿にこびりついて固まってしまった食材。
「ほんとうに、洗剤なしで落とせるの?」
スタッフも最初は、半信半疑でした。
食器洗いといえば、スポンジで泡だてて洗うものだというイメージが強く、"泡立たない布"で洗っても心もとなく感じてしまいます。
そもそも、そんな汚れを洗い流してくれる「洗剤」はどんな仕組みなのでしょうか?
まず通常の洗剤は、「界面活性剤」が洗浄力のカギとなる成分です。
「界面」とは「異なった性質をもつ2つの物質の間に存在する境界面」のことで、活性剤とは「その機能を活性化させる物質」のことです。
洗剤に含まれている「界面活性剤」とは、水になじみやすい親水基と、油になじみやすい親油基をもった分子構造をしています。
それにより親水基が水と、親油基が油と結びつき、界面活性作用が働くと、本来混ざりあわない水と油が混ざるようになります。界面活性剤は水と油の仲介役のような働きをしているのですね。
このようにもともと水を弾いていた油汚れが、界面活性剤を通して、水とくっつくようにできれば、あとは、スポンジのように物理的にこすることで汚れを落としていきます。
ここまでが「洗剤」で油汚れを落とす洗浄力の仕組み(※2)。
これに対して、益久さんのナチュラルスポンジふきんは、洗剤の力は借りません。どんな風に汚れを落とすのかというと、糸のつむぎ方や、織り方に秘密があるんです。
「ナチュラルスポンジふきん」が汚れを落とす秘密
布ができるまでには様々な工程がありますが、簡単にまとめると棉から布を作る場合には、
1. 棉を育てる
2. 綿を収穫して、糸をつくる(つむぐ)
3. 経糸(たていと)と緯糸(よこいと)で布をおる
といったステップで作られます。
2.の糸をつむぐ時に、益久さんのナチュラルスポンジふきんでは、「ガラ紡機(がらぼうき)」という紡績機を使うのですが、これは昔ながらの糸を紡ぐ機械で、まるで手作業で紡いだように、ふわふわ空気をたくさん含んだ糸が出来上がります。
そして、3.で優しく、あえて緩く織ることで、さらに空気をたっぷりと含んだ布が出来上がります。
こんな工程を経て益久さんのふきんは、綿そのものの柔らかさをそのまま残したような形になっています。
大量生産用に高速で織られる繊維では、この空気をたくさん含んだ布は作れません。
このふわふわ優しい布は、空気をたっぷり含んでおり、その繊維の隙間に水や油を吸収しながら拭き取ってくれるので、吸水性や吸油性がある仕組みとなっています。
益久さんのガラ紡糸を使ったアイテムは、普通のタオルに比べて水分吸収量が多いというデータがあります。
普通のタオルは自重に対して85%しか水を吸いませんが、益久さんのガラ紡生地は自重の107.5%の水分を吸収します。
不思議な方法ですが、実は高度成長期のころ、公害で大変だったことから益久さんの商品は、自然を愛して大切にされる方々に愛用されてきました。
このナチュラルスポンジふきんは、50年以上も前から受け継がれ、日々改良されているロングセラー商品なのです。
製造工程でも薬品処理をしていない安心
さらに、ふわふわの綿をそのまま残すためにも、製造工程を含めて一切薬品処理が行われていません。
益久さんの社長さん(吉井さん)は、薬品アレルギーで少しでも薬品がついていると、反応してしまい症状が重く出てしまうようですが、吉井さん自身も安心して使ってもらえるものを製造されています。
安心に徹底してこだわっているため、アレルギー体質がある方のリピートも多いようです。
そして、吉井さんは「日本人の多くがアレルギー体質を持っていると言われているので、いろんな人に安心して使って頂きたい」とも仰っていました。
握りやすくて、お皿も傷つけない
そして布製なので、どんな握り方でも形を変えられるので手にあった持ち方をすればピッタリフィット。
さらに優しい自然由来の棉素材なので、お皿も傷つけません。
実は、食器用だけではなない万能ふきん
ここまでは、できる限りシンプルにお伝えするため、「食器用のスポンジふきん」と書いていましたが…実は、このふきん、いろんなシーンで使えるんです。
先ほどお伝えした空気をたくさん含んだ構造による抜群の吸水力や吸油力は、食器用スポンジ以外でも活躍します。
例えば、食器洗いのふきんとしてだけではなく、
・洗顔
・洗身
に使うこともできますし(薄づきメイクやアイメイクのラメなども、ガラ紡の布で落とすこともできるそうです。 ※メイクの種類や量によっては落ちきらないこともありますので、お肌の様子と相談してください。)
台所周りでは、
・野菜を洗う時に
・食器用のふきんに
・台拭きに
など色々なシーンで活躍してくれます。
試しに使ってみたい方は、初めは「洗顔用として」使い始めてみて、
次は洗身でも使いつつ、
そのあとは、食器洗い、台拭き、雑巾と、使いまわしてみるのもいいかもしれません♪
※ ふわふわの綿毛のような繊維は、使うごとに取れて減っていってしまいますので、多少洗浄力は落ちてしまいます。

商品概要
商品サイズは、拡大した時の質感はこんな感じです。
益久さんとは、一部、製造過程でどうしても出てしまう「糸のほつれがある商品」も取り扱わせていただいております。
一般のお店に出せない難ありのもので、廃棄になるものも販売させていただいております。
※廃棄になる分を優先的に仕入れさせていただいておりますが、通常の商品も取り扱いさせていただいております。ご購入の際には、在庫数を見ながらお好きなほうをご購入ください。
※値段に差はございません
益久さんのおすすめの使い方
お皿の裏側から洗う!?
スタッフも、びっくりしたのですが、お皿を裏側から洗うと、なぜか不思議と汚れが落ちやすくなるんだとか。
教えてくださった葛輪さんに実況いただきました! やり方はとっても簡単。
1. 汚れたお皿があったら…
2. 先にたわし(昔ながらのものがおすすめ)で汚れを落とす ※写真では新聞紙を使いました
3. お皿をくるっと裏向けて、裏側からお湯を流して洗います。裏面をガラ紡スポンジで洗ってから(この間に不思議と、表側も綺麗になっています)
4. 最後の表面を洗うだけ
このやり方は、葛輪さんのお祖母様から教わった、葛輪家秘伝のやり方だとか。
できればお水がもったいないので、桶にお湯をはって、循環させながら使うとさらに良いそうです😊
いますぐこの方法でお皿洗いが、したくなっちゃいますね♪
新聞紙で汚れを拭き取る。又は、従来の亀の子わたしを使う
こちらは、新聞紙の活用術。益久のスタッフさんの安井さんに教えて頂きました^^
先ほどの汚れを洗い流す前に、新聞紙で汚れを拭き取っておくと、汚れを下水に流す量が減るので環境にも優しい!
洗う時間の短縮や、お水の節約にもなります。
新聞がおうちにある方が、捨てずに活用してみてくださいね♪
どうしても泡立ちが欲しいときは…
ちなみに「界面活性剤」が肌や環境に良くないといわれていますが、正しくは「合成界面活性剤」が人や環境に悪影響を与えます。
石鹸も界面活性剤の1つですが、自然界で生成しうる唯一の界面活性剤で、石鹸以外の界面活性剤を「合成界面活性剤」と定義されています。
どうしても泡立ちが気になる場合は、食器用の石鹸を使うことがおすすめです。
ブランド | 株式会社益久染織研究所 |
素材 | 100%コットン |
サイズ |
縦30.5cm × 横 30.5cm |
重量 |
25g |
生産国 |
中国山東省 |
注意事項 |
油汚れがひどい食器については、古布や新聞紙で汚れを拭き取ってからご使用ください。 |
<企業プロフィール>
株式会社益久染織研究所
奈良県・法隆寺の近くで、創業1975年からこだわりの綿花をつかって、優しいコットンのある暮らしに関する製品をつくっています。
益久さんの会社紹介は、こちらでご覧ください
<参照元>
※1:The kitchen sponge is 200,000 times dirtier than a toilet seat - and could even lead to PARALYSIS
細菌は便座の20万倍!? 食器用スポンジの交換頻度は?
家庭の台所用スポンジタワシの細菌汚染とその殺菌方法(1991)
※2:界面活性剤とは?

















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