コーヒーの淹れ方(こだわり編)

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より詳しく、美味しいコーヒーの淹れ方を知りたい方向けに、まとめてみました😊
お時間のある際に、参考にしていただけましたら幸いです。

ここにご紹介している美味しいコーヒーの淹れ方は、WEB上の記事や動画、あるいは書籍等でいろいろな方が紹介されているコーヒーの淹れ方を参考に、弊社で販売しているセラミックコーヒーフィルターを使って何度も試行を繰り返した中でたどり着いた、セラミックフィルターに最適な美味しいコーヒーの淹れ方の一例です。特に、次の図書からは、多くの内容を取り入れさせていただいています。

(参考図書:ワールド・バリスタ・チャンピオンが教える「世界一美味しいコーヒーの淹れ方」 井崎英典著 ダイヤモンド社

 

美味しいコーヒーを淹れるために欠かせない3つのポイント

コーヒーの味は、購入する豆の違いによってもちろん変わりますが、たとえ同じ豆を購入したとしても、どのように淹れるかによって、同じ豆とは思えないほど味や香りが大きく変わります。


コーヒーを美味しく淹れるために欠かせないポイントが3つあります。


1 豆の鮮度を保つ

2 豆の量とお湯の量の比率をいつも一定に保つ

3 美味しさの成分が十分に抽出され、適切な濃度感になるようなお湯の注ぎ方をする

 

1 豆の鮮度を保つ

コーヒー豆は生鮮食品と言われます。豆は焙煎された時点から劣化が始まりますので、保存方法にもよりますが、焙煎されてから1か月以内に淹れると美味しくいただけます。保存する場合は、できるだけ劣化の速度を遅らせる必要がありますが、そのためには、次の2点がポイントです。


①豆の状態で購入し、淹れる直前に粉に挽く

②豆はできるだけ低温(長期間保存する場合は冷凍庫がよい)で保存する

 

①の理由は、挽いた状態だと劣化の速度が早くなるためです。②の理由は、温度が低いと劣化の速度を遅くできるためです。豆で購入すると、挽くためのグラインダー(ミル)が必要になりますが、グラインダーの性能が低いと、挽いた粉の状態が悪くなり、コーヒーの味にかなり悪影響を与えます。良いグラインダーがない場合は、粉で購入し、早めに飲み切る方が美味しく飲める場合が多いと思います。(グラインダーを購入される場合は、ステンレス歯の手挽きグラインダーがコストパフォーマンス的におすすめです。(7000円程度~))

 

2 豆の量とお湯の量の比率をいつも一定に保つ

コーヒーの濃度感は味に大きな影響を与えます。自分にとって美味しい豆とお湯の比率を知っておくと、いつもその状態で淹れることができるようになります。そのためには、キッチンスケールを使って重さを量りながら淹れる必要があります。

一般に、最適な比率は、豆1に対してお湯15~16と言われています。1:15の比率を採用するとすると、例えば、豆10gに対しては、お湯150gを注げばよいし、豆20gに対しては、お湯300gを注げばよいことになります。

 

3 美味しさの成分が十分に抽出され、適切な濃度感になるようなお湯の注ぎ方をする

抽出に要する時間は、短すぎると味や香りが十分に抽出されず、逆に長すぎると雑味など味に悪影響を与える成分が抽出されやすくなります。また、お湯の温度についても、高すぎると雑味が多くなり、低すぎると未抽出になりやすくなります。豆の焙煎度合いにもよりますが、一般には90~93℃くらいがお勧めの温度になります。(沸騰したお湯をドリップ用ポットに注ぐと大体これくらいの温度になります。)


セラミックフィルターの場合は、紙フィルターと比較するとお湯の抜けは速めになります。また、紙フィルターよりは、コーヒーに含まれる油分などが抽出されやすくなります。(淹れた後のコーヒーの表面を見ると、油分の量の違いは明白です。一度比較してみてください。)
セラミックフィルターでは、お湯の抜ける速度が速めになるので、蒸らしの時間は一般に言われている30秒よりも長く取り、1分間程度が最適です。(井崎氏は、紙でも1分間を推奨されています。)

 

コーヒーの淹れ方

コーヒーの淹れ方には、これでないといけないという正解はありませんが、一例として、セラミックフィルターで美味しく淹れる方法をご紹介します。(お好みに応じて、豆とお湯の比率、豆を挽くときの挽き目、お湯の温度、蒸らす時間、お湯の注ぎ方等を変えていただくことにより、味が変化します。)

 

1 豆の量とお湯の量の決め方

豆1に対してお湯を15にします。具体的には、
豆10gの場合、お湯150g
豆14gの場合、お湯210g
豆20gの場合、お湯300g  etc.

以下では、豆が20gの場合で説明します。

 

 

2 豆を挽く

キッチンスケールで豆を20g量り、グラインダーで挽きます。挽き目は中挽き〜粗挽きがおすすめです。

挽いた豆を用意する場合も、細挽きは避けてくださいね。 

 

 

3 湯通しする

冷えたフィルターを湯通しします。なお、沸騰したお湯はドリップポットに注ぐと、お湯が少し冷めて、コーヒーの適温(90~93℃ほど)になります。

夏場は温度が高めになりやすいので、数十秒放置すると良いでしょう。

 

 

お湯通ししたお湯で、カップも温めておきます。

 

6 挽いた粉をセラミックフィルターに入れる

挽いた粉をセラミックフィルターに入れます。表面が平らになっていなければ、セラミックフィルターを持って、少し揺すって表面が平らになるようにし、キッチンスケールの値を0にリセットします。

 

7 お湯を注いで1分間蒸らす

ここでお湯の注ぎ方を確認します。

井崎氏は、お湯を注ぐとき、1投目で全体量の20%を注ぎ、2投目でさらに20%注ぎ、3投目で残り全部を注ぐという方法を紹介されています。セラミックフィルターでこの方法を試してみると、毎回とても美味しく淹れることができていますので、そのやり方でご紹介します。

今回の場合は、豆20gのため、1投目60g、2投目60g、3投目180g(お湯の合計300g)を注いでいきます。

 

ストップウォッチで時間を測りながら、豆全体にお湯を注ぎ、スケールのメモリが60gになったところで一旦注ぐのをやめて、1分経過するまで蒸らします。

 

 

8 2投目、3投目のお湯を注ぐ

さらに2投目の60g注ぎます(キッチンスケールの値は120g)。中心から小さい円を描くように、外側へ向けて一定の速度で注いでいきましょう。

 

2投目に注いだお湯がだいたい落ちたら、3投目をゆっくりと豆全体に注ぎます。キッチンスケールの値が300gになったら注ぐのをやめます。

なお細かな計測が難しい場合には、豆の量を決める際に考えた「3投目までの合計で、豆の15倍の重さのお湯を注ぐ」を目安にしましょう。

 

お湯が落ちるのを待って、美味しい珈琲の出来上がりです。

 

  

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